なんとなく鼻がムズムズ、くしゃみと目のかゆみを感じた日でもありました。
早くも花粉症!?いやだなぁ。。。
さて、今日は1月最後のレッスンでした。
こちらの初級クラスのテーマは、紅茶。 キーマン、正山小種、九曲紅梅など、数種類を試飲しました。
初めての中国紅茶、お味はいかがでしたでしょうか?
ウェルカム・ティーの八宝茶は、東方美人をベースに、身体を温める生姜、陳皮とに加え、クコの実、ハイビスカスと氷砂糖をブレンド☆

accoさんのスウィーツ、メインは初チャレンジというノワ・カラメル

ヘーゼルナッツとチョコレート・リキュールの香がする生地に、キャラメルクリーム、くるみのガナッシュ、コーヒー風味のデコレーション。
個性的で、大人の味のケーキでした。
ハートとエンジェルの羽をかたどったポルボローネは、少し早いけどバレンタインデーを意識して作ってくれました♪

テーブルの雰囲気にも、お正月の名残を残しつつ。

今年は春が遠いそうですね。
雪柳のように、寒さに負けず、頑張っていきましょう!


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私は気に入った映画を何度も観る方なので、DVD化されているちょっと前の映画ばかりですが(笑)。
優雅な気分に浸りたい時、観る映画があります。
清代の終わりから戦後にかけて、京劇の天才女形とうたわれた梅蘭芳(メイ・ランファン)の生涯をつづった、『花の生涯〜梅蘭芳〜 』。
監督は、チェン・カイコーです。

華やかな世界でトップの座を守りながらも、生涯孤独だったと言われる梅蘭芳の美しくもはかなげな人生が、激しく移り変わる時代を背景に描かれています。
ストーリーは、当時、同じ梨園の世界で名男形として人気の高かった 孟小冬(モン・シャオトン)との悲恋に焦点が当てられたものになっています。
実際には、梅蘭芳には他にも愛人がいて、孟小冬は第三夫人だったそうですが。
そんなことは、どうでもよい。
主演はレオン・ライ。 去年上海に行った時に訪れたマダム・タッソー館には、彼の梅蘭芳を演じた時のイメージで作られた蝋人形が展示してありました(もちろん、私と彼のツーショットも撮りました♪)。

孟小冬を演じたのは、チャン・ツィイーです。彼女のチーパオ(チャイナドレス)姿がとてもキレイ!で、マネしたくなります♪
チャイナドレスは身体の線がはっきり出てしまうので、着るのはなかなか勇気が要りますが、ダイエットのモチベーションをあげるかも!?
映画には描かれていませんが、実際の孟小冬は、梅蘭芳との恋に終止符を打った後、上海のマフィアのボス、杜月笙の女になり、
最終的には香港で 杜氏と結婚したそうです。
杜月笙と言えば、私が最近上海の定宿にしている、東湖賓館の持ち主でした。
孟小冬がここに住んだことがあるかどうかはわかりませんが、少しでもつながりがあると思っただけで、なんとなく嬉しい気持ち☆
映画には梅蘭芳が蓋碗(がいわん)でお茶を飲むシーンも出てきますが、女形だけあって女性として見習うべき優雅なしぐさが印象的です。
中国茶を美しく飲むお手本にもなりますよ☆

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インフルエンザに効くと話題になっている『麻黄湯』は、薬局でも簡単に買えますよ!
インフルエンザの熱だけでなく、寒さでゾクゾクタイプの風邪による高熱を抑えるだけでなく、頭痛や悪寒、せき、鼻づまりに効きます☆
ただ、薬局で買える漢方薬はエキス剤(生薬のエキスを抽出し乾燥させたもの)であることが多いので、
できれば、そのまま水と一緒に飲み込むのではなく、お湯に溶かして飲む方がより高い効果を得られます。
ただし葛根湯と同じく、体力が充分にあり、汗をかいていない・つまり身体のバリア機能が効いている状態でなくては、効果が期待できません。
また、麻黄湯に含まれている「麻黄」という生薬は器官を拡張する働きがありますが、交感神経を興奮させる作用のある「エフェドリン」という成分が含まれているため、心臓に負担をかけてしまいます。
心臓疾患、高血圧、腎臓障害のある方や身体虚弱な方、高齢者には特に注意が必要です。
また、『温経湯』のことも出ていましたね。実は私も飲んでいるんです♪
『温経湯』はしもやけや手荒れに効果があるだけでなく、月経不順、更年期障害、不眠、湿疹、足腰の冷えなどにも効果があります。
身体がだるい、やや体力が低下した方にも向いています。
今後は、ご家族の健康管理に役立てていただける「漢方養生クラス(仮称)」も開設に向け企画していきたいと思います。
詳細は追ってお知らせいたします☆
それにしてもこの数日腰痛が悪化し、家事をするのもひと苦労(汗)
とほほでございます・・・

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茶葉の色を吸収してしまう特性がある紫砂は、濃い色の方が使いやすいのです。
茶葉の香もついてしまうので、青茶用、プーアル茶用、とお茶の種類によっても使い分ける方が良いとされています。
これは、前回の上海で購入した、淡いベージュの茶壺

茉莉花茶(ジャスミン茶)用と決めて、使っています。
ぽってりとした丸みが女性らしく手に馴染み、気に入っている茶壺のひとつ。
元来、ジャスミン茶を含む花茶をいれる場合には、香を逃さない白磁やガラスの茶器が向いているのですが、
逆にその特性を利用し、紫砂に花の香を移すということもできるわけです。
長年ジャスミン茶だけに使ってきた紫砂は、お湯をいれるだけでジャスミン茶の香が楽しめるようになるとか。
10年かかるか20年かかるか・・・
焦らず、ゆっくりと育てよう♪

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花茶の代表と言えば、ジャスミン茶(茉莉花茶)ですね。
ジャスミン茶の一種、茉莉龍花(パール・ジャスミン)
くるくると巻いた茶葉が、愛らしい♪

20代、30代の方にはぴんと来ないでしょうが、ジャスミン茶と聞いて
私たち世代が思い出すのは、杏里が歌う「オリビアを聴きながら」のメロディ♪
『ジャスミン・ティーは、眠り誘う薬・・・』
20代のあの頃は、飲んだことはおろか、「ジャスミン・ティー」がどんなお茶なのかも知らずに聴いていた。
何を隠そう、最近80年代のJ-POPを集めたオムニバスCDを買ってしまった私。
毎晩のようにジャスミン・ティーを飲みながら、「オリビア」でたそがれています ^^
アナログ世代、やっぱり、琴線に触れるのこっち側なんだよなぁ。
『であった頃は、こんな日が 来るとは思わずにいた』
死語かもしれないけど、「胸キュン☆」

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最近良く食べているのは、山査子(サンザシ・・・写真手前)。
中国で良く食べられる木の実の山査を、煮てペースト状にし、更に伸して切って乾燥させてあります。

このままドライフルーツとして食べても良し、豚肉などと一緒に煮込んでもよし。
サンザシには、食べ過ぎてもたれた胃をすっきりとさせる効果があるのです。
お正月の食欲をそのままキープしてしまっている私 ^^;
つい、食べ過ぎてしまった後は、サンザシを一つ食べるようにしています。
でも、中国では食欲を増進させるため、子供に食事の前にサンザシのお菓子をあげるって言っていたよなぁ。
サンザシで食欲が出て、食べ過ぎてはまたサンザシを食べる。
結局、堂々巡りなんじゃ!?
ちなみに、お肉の食べ過ぎには『砂肝』が良いそうですよ♪
食べ過ぎが心配な方、焼き鳥屋では、砂肝を注文しましょう☆
ただし、砂肝も食べ過ぎてしまっては、意味がないので気を付けてね。
昨日は今年初めての中国茶レッスン。
寒い中足を運んでくださった皆様、ありがとうございました ^^
今回のテーマは『花茶』 ジャスミン茶の一種、茉莉龍珠、貴妃烏龍、ライチ紅茶などを試飲しました。
ウェルカム・ティーは、身体に良くおめでたい、八宝茶。
今回は、東方美人をベースにローズ・ダマスク、棗、クコ、菊花、陳皮、白きくらげなど、上品な色合いでブレンドしてみました。

accoさんのスウィーツは、抹茶のシフォンケーキとスウィートポテト。
お正月らしく、漆器を使ってみました。 accoさんにいただいた名古屋のお菓子「二人静」も、漆の小碗に乗せて。

抹茶は製菓用ではなく、風味重視で本物の美味しいもの。大人のシフォンです。

スウィートポテトはなんと!今年の干支にちなんで『龍』を形作ったものです。
かわいい~♪ 皆さん、一斉に写真を撮っていらっしゃいました。
龍のひげはチョコレート。目玉もカリカリして美味しい、とは息子の感想。

しばらく冬休みぼけでしたが、お陰様で目覚めた感じです(笑)
これからも、どうぞよろしくお願いいたします。

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生薬エッセンスをいつもの化粧水や美容液に混ぜて使うと、自由にカスタマイズできますよ~。

西洋のエッセンスと違って、油ではなく水抽出されたエキスなので、さっぱりしています。
桑白皮(ソウハクヒ)は美白、人参はたるみ・はりの悩みに。
陳皮(チンピ)は眼の下のクマ、茯苓(ブクリョウ)は乾燥などに。
その時の悩みに応じて、使い分けています。
時々は、手作りも。
前回は梅干しと日本酒のローションを紹介しましたが、最近気に入っているのは、ハトムギ・ローション。

洗って水けを拭いたハトムギ5gに日本酒50ccを注ぎ、1週間放置するだけ。
徐々にハトムギのエキスがとけだし、とろーっとなめらかなローションができます。
刺激がなく、お肌がしっとりしますよ☆
前回作ったローションをちょうど使い切ったところなので、今から作ろうっと。
ハトムギは生薬名をヨクイニンと言い、昔からイボとりの薬として使われていました。
美白・美肌効果が高いとされています。
もちろん食べても優秀。体内の余分な水分を排出してくれて、むくみを防ぎます。
身体に水分がたまりやすく、湿に弱い体質の私は、ほぼ毎日食べています。
日本酒は、ワンカップの安いものでもOK!
もちろん、こだわりの美味しい日本酒だとなお、愛着がわくかも知れません、が・・・

飲んじゃったらだめよ~(笑)
実家が神社のすぐ横、ということもあり、私たちの初もうでは普段着で。
それに引き替え、お参りに来ていたハスキー犬は紋付袴の正装でした。 お犬様、か、かっこいい ><

お正月にはお屠蘇を飲みますね。
故郷の熊本では、清酒ではなく「赤酒」という甘いお酒を使います。

江戸時代は細川藩の「お国酒」として親しまれていた伝統の赤酒、今では屠蘇や儀式用に使われます。
屠蘇を入れると、なんとなく養命酒のような味がします。これがおいしくて、子供のころから大好き♪
なので、こんなのん兵衛になってしまったのかも!?
ところで、屠蘇には「邪気を屠(ほふ)り、心身を蘇らせる」という意味があるそうです。
一家で元旦に飲めば、一年中病気にかからないと信じられていたもので、文献によれば、
「屠蘇の処方はさんしょうの根(白朮)やキキョウの根(桔梗)、ボウフウの根(防風)、ミカンの皮(陳皮)やニッケイの皮(桂皮)など、身体を温めたり胃腸の働きを助けたり、風邪予防に効果的な生薬が一般的に使われています。もともとトリカブトの根(鳥頭)や下剤の大黄も入っていたようですが、現在の処方には激しい作用の生薬は含まれていません」、とあります。

このように、伝統行事に根差した漢方がたくさんあるのですね ^^
改めまして、今年も昨年同様、どうぞよろしくお願いいたします。
2012年が皆様にとって素晴らしい1年となりますように、お祈りいたします。
香華