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[ 2009-12 -27 09:06 ]
「めりいくりすます」とひらがなで書かれた箱には、クリスマス・ツリーと雪の結晶の焼印がついた小さなお饅頭が6個きれいに並んでいて、食べてしまうのがもったいない程!中身は上品な甘さの白餡です。

お菓子の繊細な味を消さないよう、緑茶を合わせました。
日本の緑茶は渋みがあっても美味しいとみなされますが、中国茶では渋みがあってはNG。アミノ酸のうまみ、甘みが勝負です。

今日選んだのは、沢山ある緑茶の中でも私が一番好きな「安吉白茶(アンジーバイチャ)」。お湯につけている内に茶葉がどんどん白っぽくなっていく様からその名がついたとされています。れっきとした緑茶であり、白茶に属する訳ではありません。
茶器の底が隠れるくらいの茶葉を入れたら、葉の緑色を損なわないよう80度ほどに冷ましたお湯を注ぎます。茶葉が縦になって少しずつ底に沈んでいく様を見ているだけでも癒されます。
今回はガラスの蓋碗を使いましたが、緑茶を淹れる場合は茶葉の色が悪くならないよう基本的に蓋はしません。通常のタンブラーやシャンパングラスでも素敵。もしくは内側の白い茶器でいただくと、緑茶の色が綺麗に見えるのでお勧めです。