キンモクセイの香りが思い出させるモノ
(確か西湖龍井だったと思うのですが)を試飲し、その香の良さに感動したことを覚えています。
後で考えるとレベルの高くないお茶を美味しく飲ませるための、お店の策であったと思うのですが
もしもそれが味をごまかすためではなく、桂花の効能を考えての緑茶との組み合わせだったなら、
さすが!と見直さなくてはなりません。
桂花=キンモクセイの花のつぼみには、お腹の冷えや痛みを改善する他、
咳を沈め喘息にも良いという効能があるのです。
からだを冷やす緑茶と組み合わせることで、胃への負担を軽くし
リラクゼーション効果も。
日本では見かけませんが、中国には桂花を使った飴やお菓子などもあります。
昨日の東急セミナーBE たまプラーザ校での講座では、
ポルチーニの炊き込みご飯、じゃが芋の蓮根の塩きんぴらの試食の後に
桂花と台湾の凍頂烏龍茶を組み合わせた薬膳茶の味と香りを楽しんでいただきました。
口臭予防の効果もある桂花。ニンニクを使ったお料理など臭いが気になる食事の後でも
桂花の香りでお口の中はさっぱり爽やか(*^_^*)
ところで、金木犀の香りを嗅ぐと貴方は何を思い出しますか?
私にとっては、小学校の通学路の香りです☆