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ロンネフェルト社のスリーピングポットとルイボスティー

ノンカフェインで美容にも良いと言われるルイボスティー、夜も安心して飲めるし、精神的にも落ち着くような気がしますね♪
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ドイツの紅茶メーカー、ロンネフェルト社の商品にはルイボスティの種類も豊富です。私のお気に入りは「アフリカンクリーム」ルイボスティーにルロ、バラの花エキス、矢車草がブレンドされています。しかし、このアフリカンクリーム、
久々に購入して分かったのですが、もう日本には入って来ないのだとか。
意外に人気なかったのかなぁ?残念!検証のため(?)皆さんにお茶会で是非試飲していただきたいと思います!

ロンネフェルト社は、お茶よりもスリーピングポットで有名かもしれませんね。どことなくセクシー♪なフォルムと合理的で独特の機能が魅力的なこのポットでお茶を入れると、とても特別な気がします。
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このスリーピングポットは、上海の人民公園近くにあるJWマリオット上海38F のロビー・ラウンジで紅茶をサーブするのにも使われていました。初めてこのラウンジでお茶をした時あまりの可愛らしさに一目ぼれし、帰国後探してやっと入手しました。その割に普段は箱にしまったまま、不精でなかなか出して使わないものです。もったいない。これからはもっと活用しなくっちゃ。

上海市内をパノラマで一望できるこちらのラウンジでは、アフタヌーンティーも楽しめます。お決まりのスコーンやサンドウィッチ、スィーツを乗せるのに、シルバー製の茶壷飾棚が使われている所が中国らしくて素敵でした(今はどうだかわかりませんが)。やはり食べ切れない量なのですが、さすが中国。普通にお持ち帰り可能でした(笑)

そう言えば、前回のお茶会で参加者のJさんが名前を思い出せなかったノンカフェインのお茶が、ルイボスティーということでした~。
# by xiang-hua | 2010-02-23 19:51 | お気に入り

ズブロッカ

先週のレッスンで話題になったズブロッカ、ウン10年ぶりに買いました。
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個人的に懐かしい、桜餅の香りがします。アルコール度数40度と、普段ワインばかり飲んでいる私にはガーンと衝撃的な強さですが、小さいグラスにちびちび飲むだけで気持ちよく酔えて経済的(笑)一人暮らしの頃にはいつも冷凍庫に入っていたような(年代がばればれですね)。

ズブロッカはポーランドのお酒で、ウォッカにヨーロッパバイソンが好んで食べるズブロッカ草を漬けて香りを移したものだそうです。アルコール度数40度と度数が高いので冷凍庫に入れても凍ることはなく、トロッと口当たりがよくなります。

グレープフルーツジュースで割ると美味しいですが、口当たり良いだけに飲みすぎてしまうので注意!です。
# by xiang-hua | 2010-02-21 00:02 | お気に入り

中国紅茶でハイティー

2月のお茶会に参加くださった皆様、ありがとうございました。

暖かい春が訪れるまでの間、縮こまりがちな身体を温める発酵茶を中心にお茶会&レッスンを進めています。今日のお茶会では、中国の紅茶を中心にアフタヌーンティーの形式を取り入れて行いました。
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レッスン風景の写真を撮りたくて、せっかく参加者の皆さんの了承を得てカメラを用意していたのに自分がすっかり忘れてしまい、セッティング状態の写真のみです(残念!)伝統的なアフタヌーンティにはサンドウィッチ、スコーンとプチケーキなどがつきものですが、今回もたくさん届けていただいたacoさんの手作りお菓子をメインに、キュウリのサンドウィッチ、チーズ、数日塩漬けしてプーアール茶で煮込んだ手作りハムにフルーツなどを召し上がっていただきました。どちらかというとシンガポールなどのハイティに近いかな?

中国紅茶でハイティー_a0121782_20545916.jpg本日試飲していただいた中国紅茶は
・正山小種(ラプサンスーチョン)
・キーマン紅茶
・ディエンホン(金芽)
の3種です。中国紅茶でハイティー_a0121782_2057498.jpg







3種の中でも、独特のスモーキーな香りの好き嫌いが分かれがちで、私は好きだけど初めての方には難しいかなぁと思っていた正山小種が、意外にも皆さんに好評だったのは嬉しい収穫でした。正山小種好きの共通点はお酒好きということも発覚!そして話題は自然とお酒へ・・・ズブロッカ久しぶりに飲んでみたくなりました(笑)acoさんのイチジクのタルトとの相性もバッチリ!
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1芯1葉を摘み取った希少価値の高いディエンホンの金芽は、アミノ酸豊富で甘みがあり、何度でもお湯を足して楽しめます。雲南省の大葉種から作られる茶葉は、ダイナミックで迫力があります。
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中国の紅茶とハイティー、楽しんでいただけたでしょうか?3月のお茶会&レッスン内容を構想中です!
ご意見、ご要望お待ちしていますので、よろしかったらコメントお待ちしています。まだまだ寒い日が続きますので、ご自愛くださいね。
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# by xiang-hua | 2010-02-15 21:28 | 中国茶レッスン

映画「ある公爵夫人の生涯」とアールグレイ

先日、劇場公開では見逃してしまった映画「ある公爵夫人の生涯」をDVDでやっと観ることができましたが、思いがけず主人公級の一人が紅茶と関わる人物だったので、ちょっと得した気分でした。

主人公であるダイアナ元イギリス皇太子妃の祖先、ジョージアナ・デヴォンシャー伯爵夫人の愛人として登場する政治家リチャード・グレイという人物は、後に第二代グレイ伯爵となりイギリス首相にまで上り詰めますが、この人実は紅茶の中でフレーバーティーの代表とも言える「アール・グレイ」の始まりに深く関わっているのです(Earl Greyはグレイ伯爵という意味です)。グレイ伯爵とアールグレイの関係は知っていましたが、伯爵夫人の愛人だったことは知らなかったので興味深かったです。

世界で初めて生まれた紅茶「ラプサンスーチョン」(正山小種・・・当時の福建省方言での読み方が転じ、ラプサンスーチョンという名前になった)は、中国福建省の現在岩茶の生産地として有名な武夷山の山奥、桐木閑(トンムーグァン)という村でたまたまできた※1) お茶です。このお茶を洋行(外国との取引をする場所)で売ってみたところ意外にも好評で、その後ヨーロッパに輸出されました。

アールグレイが生まれたいきさつには諸説ありますが、龍眼(中国の果物)に似た独特の香りを持つこのラプサンスーチョンをグレイ伯爵が中国の外交官から贈られ大変気に入り、イギリスの茶商に似たような香りのお茶の開発を命じ、イギリスには龍眼は無いため、代わりにベルガモットの香りを付けてアール・グレイが生まれた、と言う説が一般的なようです。トワイニング氏とグレイ氏の間に親交があったのでトワイニング社が初めてアールグレイを作ったとも言われています。

現在のアール・グレイはキーマンやセイロンなどにベルガモットを吹き付けたものが主流ですが、元々はラプサンスーチョンを用いるものと上海のお茶の学校では教えられました。フォートナム&メイソンのアールグレイは今でもラプサンスーチョン(と言っても本物の正山小種ではなく、似せて作った煙小種)を使っていますね。でも、ラプサンスーチョンそのものをグレイ伯爵が気に入っていたのならベルガモットは必要なかったんじゃないかなぁ、なんて・・・考え出すと眠れなくなりそうなので、やめます。

15日のお茶会は紅茶を中心に進めますが、まず紅茶の原点であるラプサンスーチョンから飲んでいただこうと思います。独特の癖のある香りを受け付けない人もいますが、私は好きです。お酒やチーズとも良く合うんですよ!
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ちなみに私にとってアールグレイと言えばF&Mのものですが、最近浮気して買ってみたのは象さんのトレードマークが可愛らしいWilliamsonのImperial Earl Grey。のど越しすっきりで上品な味と香りです。でも、やっぱり原点はF&Mだなぁ。

※1)桐木閑では元々緑茶を作っていたが、その頃紛争が絶えず軍が侵入し、村人は生産過程の途中で積んだままのお茶をそのままにして逃げた。侵入者が去って村人が戻ってみると茶葉は黒く変色していたが捨てることができず、松の木を燃やして乾燥したところ、独特の龍眼のような香りがついた。茶の湯が紅いので紅茶と呼ばれるようになった(英語では茶葉の色からblack teaと呼びますね)。
# by xiang-hua | 2010-02-10 00:05 | tea time

茶殻を食べる

お茶をいれた後の茶殻はそのまま捨ててしまいがちですが、実は茶殻には茶葉の栄養分がまだまだたくさん含まれています。超不精・面倒くさがり屋の私ですが、茶殻をなるべく炒め物や和え物に加えて食べるようにしています。それでも結局残って捨ててしまうんですけどね。。。

烏龍茶の茶殻が大量に出たので、春菊サラダに刻んで加えてみました。
もちろん茶殻を入れなくてもOKです。

茶殻を食べる_a0121782_9204929.jpg

<作り方>
1.春菊の柔らかい葉の部分のみを摘み取り、冷水に放し、その後水気をしっかり取っておく。
2.1.とあれば茶殻を刻んだものを混ぜ合わせ、ごま油・塩・胡椒で和える。※ナンプラー、レモン汁を加えると更にエスニック風に仕上がります。
基本的にはこれで完成。

ここに、あればくるみを砕いたものや桜海老、蒸し鶏、カリカリに焼いた油揚げ、ベーコンチップ、じゃこなどお好みのものを加えると更に豪華になります。

私のマクロビ料理の師匠 vege & yogamaniaさんのブログのカテゴリー「手抜きベジの素」に掲載されている、「にんじんドレッシング」を使うと更にヘルシー!!

とにかく簡単で美味しいので、是非お試しください。
# by xiang-hua | 2010-02-06 09:28 | レシピ
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