le salon  香 華  美・アンチエイジング薬膳&中国茶サロン

xiangcha.exblog.jp ブログトップ

「それでも、私は憎まない」”I SHALL NOT HATE”  パレスチナ・ガザ地区出身の医師の魂の訴え

あまりに大きな感動を得ると、その感動を表す言葉が見つからなくて、

自分の表現力とボキャブラリーの乏しさにがっかりしてしまいます。

今日は久し振りに、そんな経験をしています。

が、この感動が薄れないうちに、少しでも自分ができることをと思い、ブログに残すことにします。



今日はオマーン大使館公邸で開催された駐日アラブ大使夫人の会主催のチャリティー・ランチに行ってまいりました。

美味しいアラブ料理の数々に目と舌は喜びましたが、本当のメインはランチではなく

世界平和のために日々闘っておられる方々の、勇気と優しさが溢れる素晴らしいスピーチに触れることでした。



基調講演は、医師・そして作家でもある長野県諏訪中央病院 名誉院長 鎌田寶先生の「もっと平和を」

鎌田先生はパレスチナ、イスラエル、シリア、チェルノブイリ、そして福島と自分の足で危険な場所に出向き

現在、イラクで白血病などのがんと戦う子供たちの支援活動にも尽力されています。

a0121782_18420650.jpg

鎌田先生が代表を務められているJIM-NETは、シリア難民、イラクで病気と闘う子供たち、

そして福島の子供たちを支援している団体です。


イラクの子供たちが福島との交流を元に描いた絵がパッケージになっているチョコレート

このチョコ募金も、支援活動の一環です。
a0121782_18425718.jpg


鎌田先生のお話で得た感動を、とても私のつたない文章で伝えることはできませんが、

一人でも多くの方に先生の活動を知り、講演や著書に触れていただきたいと心から願います。



更に、国際連合パレスチナ難民救済事業機関 清田明宏医師

パレスチナのイゼルディン・アブエライシュ医師

駐日アラブ大使夫人の会会長 駐日ヨルダン大使夫人

それぞれのお話から、深い優しさと勇気に根差した平和へのメッセージを受け取りました。



「おぼれている人を助ける時に、どこの国の人か、宗教は何かを問わない。それが人間だ。」

「人と人とのきずなを丁寧に紡いでいく、そこから温かさの連鎖が生まれ、平和につながるはずだ。」

「メディアの報道を鵜呑みにするのではなく、自分で考え、リサーチする癖をつけてください。」



最後に。

パレスチナ「ガザ地区」の難民キャンプで生まれ、困難な生活の中で努力の末ハーバード大学で修士号を取得し

パレスチナ人として初の医師となったイゼルディン・アブエライシュ氏のスピーチは、

10分間という短い時間でしたが、魂をわしづかみにされるような衝撃と、感動を与えるものでした。



アブエライシュ医師は、イスラエル軍の爆撃により最愛の娘さん3人と姪を目の前で殺されるという

胸をえぐられるような壮絶な経験をしながらも、「憎まない生き方」という平和へのメッセージを発信され続けています。



現在カナダ トロント大学の准教授であるアブエライシュ医師は 

THE DAUGHTERS FOR LIFE FOUNDATIONを通し、中東の女性の教育と健康を支援されています。

今回は、平和の大切さを訴える著書”I SHALL NOT HATE" 「それでも、私は憎まない」を携えての来日です。

昨日の記者会見の様子を伝えた記事で、背景を知ることができます。

慌てて撮ったのでブレていますが、中央の、茶系スーツ姿の紳士がアブエライシュ医師です。

a0121782_18450551.jpg



アブエライシュ医師の著書「それでも、私は憎まない」”I SHALL NOT HATE” 

a0121782_18440790.jpg



今日、公邸に持ち込まれていた数少ない本の中から、ラッキーにも手に入れることができました。

スピーチの感動をどうしても伝えたくて、私は本を持ち、図々しくもご本人に近づいて話しかけてしまいました。

本にサインをいただくと、友人が写真を撮ってくれると言うので、

ノッポの私はついいつもの癖で無意識に、アブエライシュ氏の身長に合わせて膝を曲げていました。
 

すると彼は大らかな笑顔で、そして大きな声で私にこう言ってくれたんです。


「まっすぐ立ちなさい、屈むことはないんだよ、君はそのまままっすぐに立っていていいんだから!」

たったそれだけのことで、先生にとっては他愛もない言葉だったと思うのですが

その一言にさえ、彼の果てしない優しさを感じました。



戦争によってアブラエシュ医師のような辛く悲惨な経験をした人は数えきれないくらいいるはずです

でも、彼のように世界に向けて平和へのメッセージを発信できる人は、ごくわずかです。

彼の魂は神に選ばれ、この世での使命を与えられたのかもしれません。



私も含めて平和ボケの日本人は、戦争は現実とかけ離れた出来事のように思いがちですが

今の日本にとって、争いは他人事だと言い切れるでしょうか?

一人一人の力は微力に思えますが、少しでも自分にできることがあったら、まずは行動してみる

ということを心がけて、私もまずは自分の子供と、人と人とがつながることの大切さについて話をしようと思います。



アブエライシュ医師のスピーチより。

「戦争とはなんでしょう?テレビで見るような兵士に起きるでき事でしょうか?いいえ違います。

戦争とは、その90%が罪もない女性と子供に起きていることなのです。」

「人が一人を助ければ世界中が平和になる。人が一人を殺せば、世界中を殺すことになる。」



絶望の淵に立っても希望を持ち続ける、現実的でありながらも楽観的であるという氏の姿勢と

鎌田先生をはじめ彼の活動をサポートし、共に平和のために行動を起こしている方々の

国境を越えたきずなにも、感動しました。



世界の情勢に疎い私は、感動すると共にとても恥ずかしい気持ちにもなり、

「知ること」の大切さを痛感しました。

知ること、気づくによって、こんなにも意識が変わるものなのです。



今日このような機会を与えてくれた友人に、心から感謝します。

長文になってしまいました。

最後まで読んでくださり、ありがとうございました☆








[PR]
by xiang-hua | 2014-02-20 19:23 | つれづれ
line

ル・サロン・シャンホア 田園都市線 青葉台駅 徒歩3分 


by シャンホア
line
クリエイティビティを刺激するポータル homepage.excite