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西太后

最近読んでいる、「西太后」にまつわる本。

世界で指折りの「悪女」と言ったイメージが強い女性ですが、

なぜか昔から気になる存在でした。
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西太后は良くも悪くも、とても女性らしい女性だったようです。

食や美容、ファッションに関するこだわりは並大抵ではなく

流行の先端を試すチャレンジ精神も旺盛。


食に関しては、食事の度に100以上の皿が並び、

1日の食費は1千万円程だったそうです(!)

一見とんでもないように思えますが、

西太后がいなければ、中国料理や京劇などの中国文化は

今ほどの発展を遂げなかったかもしれないと言われます。


個人的にとても興味深いのは、宮廷の医師が管理する「薬膳」によって、

西太后が70歳を超えてもシミ・しわひとつないきめの細かい美肌と

つややかな黒髪をキープし、平均寿命が45歳だった当時、

74歳まで長生きをしたということです。


西太后は「肉好き女子」だったようで、一番の好物は北京ダックだったそうです。

豚足や鴨の足のゼラチン質の部分も大好きだったとか。

若い頃から美肌を作るために「肉皮(ロウピー)」と呼ばれる、

鶏や豚の皮を使った料理を積極的に食べていたそうです。


そしてやはり、と思わされるのは、

決して冷たい物を口にしなかったということ。

薬膳の基本は、今も昔も変わることなく

女性の美と健康を支えているのですね。


宝石や美食などの贅沢が大好きで、流行に敏感で、

嫉妬深くて、わがまま。

夫や息子の死によって、図らずも政治の中心で君臨することになった彼女が

本当に求めたのは、実は政治的な権力ではなく、

華やかな生活と、女性としての普通の幸せだけだったのかもしれません。

そんな西太后が、なんだか哀しく、可愛らしくさえも見えてきました。
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by xiang-hua | 2013-01-21 13:58 | つれづれ
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