オールド上海の面影を今に残す 東湖賓館
上海から戻り2週間、ようやく写真をアップする気持ちになりました。
一日も早く元気な日本を取り戻すには、被災地で暮らす方々に心を寄せつつも、私たちは健康な心で暮らしていなくてはいけませんものね。
まずはホテルの紹介。今回宿として選んだのは「東湖賓館」、一号館、2号館は1930年代、上海が華やかだった租界時代に、マフィアのボスとして君臨した杜月笙の私邸として建てられた歴史的建造物です。市内でもっともにぎやかな中心地に位置しながら、オールド上海の雰囲気を満喫できます。
私たちが泊まったのはこちらのスイート・ルーム
・・・ではなくて(笑)、一号館のガーデンビュー・ルーム。広々とした部屋にダブルベッドが二つ。私と息子だけではもったいないくらいのスペースでした。
窓の外にはフランス租界時代らしいレリーフが施されたホテルの外壁、そしてその向こうには、近代的なビルがいくつも、発展著しい上海を象徴するようにそびえたっていました。
ロビーをはじめ建物内には当時の家具や調度品があちこちに飾られ、まるで博物館です。
以前から一度上海のアンティーク・ホテルに泊まってみたいと思っていましたが、東湖賓館は本当に素敵でした。予約される際には是非1号館を指定されることをお勧めします。フロントには張さんという日本がとても達者なスタッフもいます。
水周りなど古さは否めないものの、モダンホテルにはない格式と雰囲気があります。立地的にも申し分なし。上海での常宿になりそうです。
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by xiang-hua
| 2011-03-30 12:15
| china